JBCスプリントとは? 出走時間&場所&距離について紹介!

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「スポーツの秋」なんて言いますが、
競走馬もアスリートなので、
気候の良い季節に良い
パフォーマンスを発揮します。

それが、春や秋にG1が集中している
理由の1つだったりします。

それは中央競馬だけでなく、
地方競馬も同じ!

そして、地方競馬の祭典と
呼べるのがJBCです。

JBCとは、アメリカ競馬の祭典
ブリーダーズカップを模して
はじまった企画。

現在は1日に

  • JBCクラシック
  • JBCスプリント
  • JBCレディスクラシック

という3つのG1(Jpn1)が
実施されています。

その3つの中から、今回は、
JBCスプリントについて
ご紹介していきます。

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JBCスプリントのレースについて紹介!

出展:https://www.youtube.com/

2001年に創設され、日本全国から
快速自慢が集まるJBCスプリント。

ダートの最速馬決定戦である
このレースの概要について
見て行きましょう!

レースの日程! いつ行われるの?

JBCスプリントが行われる日程ですが、
おおむね11月3日の文化の日または、
文化の日を含む連休中に
開催されています。

中央競馬での天皇賞・秋の
直後のタイミングとなることが
多いです。

レースの出走時間! 何時から走るの?

後ほど詳しく書きますが、
JBCスプリントは持ち回り開催のため
レースの出走時間は決まっていません。

地方競馬では日中の開催だけの所と
ナイター競馬を実施している競馬場があるので
開催される場所によって出走時間が
変わってきます

レースが行われる順番としては

  • JBCレディスクラシック
  • JBCスプリント
  • JBCクラシック

の順番で実施されますので、
JBCスプリントは間のレースとなります。

JBCスプリントのレース場所の紹介

出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/

JBCは、毎年持ち回りで行われるので
開催される場所は決まっていません
これは、スプリントも同じです。

基本的には地方競馬場が舞台となる
レースなので、ダートコースで行われます。

施行日 競馬場 施行距離
1 2001年 大井 1200m
2 2002年 盛岡 1200m
3 2003年 大井 1190m
4 2004年 大井 1200m
5 2005年 名古屋 1400m
6 2006年 川崎 1600m
(JBCマイル)
7 2007年 大井 1200m
8 2008年 園田 1400m
9 2009年 名古屋 1400m
10 2010年 船橋 1000m
11 2011年 大井 1200m
12 2012年 川崎 1400m
13 2013年 金沢 1400m
14 2014年 盛岡 1200m
15 2015年 大井 1200m
16 2016年 川崎 1400m
17 2017年 大井 1200m
18 2018年 京都 1200m
19 2019年 浦和 1400m

今年2018年は初めて中央競馬の
競馬場である京都競馬場で開催されます。

レースの距離は? JBCスプリントはダートの短距離競馬

上の表に施行距離も表示しましたが、
開催される競馬場の形態によって
JBCスプリントの行われる距離も
変わってきます。

スプリント戦なので、
基本的にはダートの1200mで実施され
1000m~1400mに収まるケースがほとんど。

ダートの快速馬が覇を争いますが、
毎年同じ条件ではないだけに、
開催場所と能力のピークがかみ合わないと
優勝できないという面白さがあります。

2006年だけは1600mでの開催となったので
JBCスプリントではなく、JBCマイルとして
行われています。

コースの特徴はゴールまでの直線が長い外回り

何度も記述していますが、JBCスプリントは
毎年持ち回りで行われるため
コースの特徴は、開催競馬場によって異なります。

開催されることが多い、大井競馬場で見ると
1200m戦は、外回りコースを使用するので
最後の直線が380m以上と
中央競馬のコースと遜色のないコースです。

大井競馬場の場合は、後ろからでも
届く可能性があるコースと言えますが、
浦和競馬場だと直線が200mほどしか無いので
レースが難しいと言えるでしょう。

レースのレコード・平均タイムを紹介

JBCスプリントのレコードや
平均タイムについてご紹介します。

開催されるコースが違いますので
参考までにご覧ください。

1200mでのJBCスプリントのレコードは
2014年ドリームバレンチノの1分9秒0
この年は、盛岡競馬場での開催でした。

最も開催が多い、大井競馬場では
1分11秒前後での決着がほとんど。

優勝を争うには1分10秒台で
走る能力が必要と言えるでしょう。

ただし、開催される競馬場によって
砂の質や厚さが違うので、
単純にタイムで比較するのは禁物!

開催される競馬場のダートと
出走馬の相性をきちんと
調べておきたいレースです。

JBCスプリントの優勝賞金はいくら?

JBCスプリントの1着賞金ですが、
2018年は7000万円
設定されています。

創設から2010年まで8000万円、
そこから去年までは6000万円でしたが、
今年から上記の金額に変わっています。

地方競馬場を舞台に行われる
交流G1としては、JBCクラシック、
東京大賞典に次ぐ3番目の
高額賞金レースとなっています。

まとめ

ダート競馬の祭典・JBCを彩る
JBCスプリントについて
ご紹介しました。

持ち回り開催だけに、不思議な感じが
するかもしれませんが、
地方競馬、ダート競馬を盛り上げるために
一役を担っているレースです。

中央競馬にはない
ダート1200mのG1なので、
この条件を狙っていた馬が集まり
レベルの高いレースを観ることができます。

祝日開催がほとんどなので、
地方の名物を味わいがてら
生で観戦するのもオススメのレース。

ぜひ、ダートのスピード自慢が集う
JBCスプリントを楽しんでください!

(2018年は京都競馬場開催なのであしからず)

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