2017年に新たな2歳G1として
昇格を果たしたホープフルステークス。
今年も有馬記念が終わった後の
12月28日に開催されるので
中央競馬の1年の締めくくる
G1レースです。
有馬記念で的中した方も、外した方も
良い新年を迎えるために
何としても的中させたいレースですよね?
中山競馬場の芝2000mが舞台となってからは
まだ4回、G1となってからは1回しか
行われていないホープフルステークス。
限られたサンプルの中から、
このレースの傾向を探ってみました。
ホープフルステークスの傾向! 脚質や血統によって異なる?
出展:https://nakayama-racehorseowners.or.jp/
競馬場:中山競馬場
距離:芝2000m
出走条件:2歳牡馬・牝馬
ホープフルステークスは牡馬クラシック初戦の
皐月賞と同じ中山の芝2000mを舞台に争われます。
翌年の大目標と同じ条件なので
舞台を経験させておきたい陣営がいる一方で
小回りで前が早くなるレースで変な癖を
つけたくないと敬遠する陣営もいる設定です。
レースは先行馬と差し馬のどちらが有利?
現在の中山競馬場芝2000mになってからの
ホープフルステークスを見てみると
- 先行馬…1勝2着1回
- 差し馬…1勝2着2回3着4回
- 追い込み…2勝2着1回
と決め手のある馬が
有利な傾向が出ています。
中山の芝2000mコースは、
コーナーが6回ある上に、直線が短いので
相対的には先行馬有利です。
しかし、クラスが上がるにつれ
ペースが速くなるからか、差し馬が
台頭しやすくなるコースです。
その傾向通り、ホープフルステークスも
決め手がある馬から
狙いたいレースと言えます。
レースに強い血統や産駒はあるの?
中山コースになってから4回の
ホープフルステークスは
ディープインパクト産駒が2勝。
キングカメハメハ、ハーツクライ産駒が
1勝ずつという結果になっています。
クラシックを狙う馬が出走してくるだけに
リーディングサイアー争いをする
種牡馬の子供が好走するようです。
これから傾向が変わってくるかもしれませんが
G2時代には、サンデーサイレンス系の
穴種牡馬の産駒も好走しています。
マツリダゴッホ、ブラックタイドといった
血統の馬でも馬券圏内に来ているので
中山向きのパワーのありそうな馬なら
チェックしておきたい所です。
レースに強い馬年齢は何歳?
ホープフルステークスは2歳牡馬・牝馬
だけが出走可能なレースなので
レースに強い年齢というのは、ありません。
前身のレースを含めて、優勝は牡馬のみなので
2歳12月の2000mは牝馬には
難しい条件なのかもしれません。
中山での開催になってから
関東馬2勝、関西馬2勝と五分。
地元のレースだけに、関東馬も
しっかりと結果を出しているレースです。
ホープフルステークスは有利な枠があるってホント?
続いてはホープフルステークスに
有利な枠があるか見てみましょう。
過去4年の優勝馬の枠は
4枠、2枠、5枠、5枠
真ん中の枠が好成績のように見えます。
中山競馬場の芝2000m全体の
枠順別成績を見てみると
勝率、複勝率ともに大きな差はなく
枠ごとの有利不利はなさそうです。
ホープフルステークスは荒れる? 歴代のレースを検証!
ホープフルステークスは
荒れるレースなのでしょうか?
昨年のホープフルステークスは
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 単勝 | 人気 |
1 | 4 | 7 | タイムフライヤー | C.デム | 4.2 | 1 |
2 | 8 | 15 | ジャンダルム | 武豊 | 6.2 | 4 |
3 | 7 | 13 | ステイフーリッシュ | 中谷雄太 | 22.9 | 8 |
1番人気→4番人気→8番人気で
馬単:2,960円、3連単:52,380円という配当。
- 2016年は1番人気→8番人気→2番人気
- 2015年は3番人気→1番人気→2番人気
- 2014年は2番人気→8番人気→9番人気
比較的上位人気で決まっているレースです。
前身のレースを含めても過去10年で
1番人気が7度馬券に絡んでいるので
基本的には人気どころを信用して良いでしょう。
ただし、力関係がはっきりしない2歳馬かつ
紛れが起こりやすいコースなので
ボックスなどリスクマネジメントできる
買い方が良いかもしれません。
ホープフルステークスの得意な騎手は誰?
中山に移ってからの優勝騎手は
川田将雅騎手、ヒュー・ボウマン騎手
クリストフ・ルメール騎手。
そして、G1となって初回の去年は
クリスチャン・デムーロ騎手が優勝。
短期免許出来ている外国人騎手との
相性が良さそうです。
前身となった阪神での開催時代を含める
過去10年を見るとルメール騎手が通算3勝。
他には武豊騎手が2勝、横山典弘騎手と
福永祐一騎手は1勝ずつを挙げていて
外国人騎手もしくは実績のあるベテランが
好成績を収めているレースのようです。
まとめ
中央競馬の1年を締めくくるG1
ホープフルステークスの傾向を
ご紹介しました。
G1となって1回だけ、中山開催となって
まだ4回だけなのでサンプルは少ないですが
- 差し馬有利
- ディープインパクト中心のサンデー系
- 枠は気にしなくて良い
- 基本的に1番人気を信頼
- ルメール騎手が好成績
というのが、現時点での傾向です。
まだ出走頭数や出走馬のレベルが
揃っていないので、少しずつ変化が
出てくると思いますが、
参考にはなるデータではないでしょうか。
気持ち良く1年の競馬を締めくくるために
ぜひ、ホープフルステークスで
良い馬券を的中させてください。
下の記事ではホープフルステークスの
過去10年分のレース結果&前走レース
結果などを一覧で掲載しています。
⇒ホープフルステークスの過去の結果! 10年分のデータを紹介
こちらもお読みいただきレース予想の
参考にして下さいね。