一口馬主の比較! 費用や維持費はいくらくらいするの?

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個人で馬主になるのは、かなり高い
ハードルの条件をクリアしなければ
ならないですが、簡単にオーナー気分を
味わうならば一口馬主という方法があります。

現在、20ほどのクラブがあり
各クラブの会員になって、出資することで
馬主の疑似体験ができるのですが、

どれくらいの費用がかかるか
気になりますよね?

今回は、一口馬主のクラブを比較しながら
どれくらいの金額が必要になるのかを
ご紹介していきます。

気軽に参加できるものから、かなり馬主に
近い感覚のものまで色々なクラブがあるので
自分に合ったクラブ探しの
参考にしてみてください。

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一口馬主のクラブ! 費用を一覧でご紹介!

出典:https://ja.wikipedia.org

一口馬主のクラブは約20あり、
各クラブによって様々な特徴があります。
如実に違いが現れるのが、募集口数。

1頭の馬を何口募集しているのか
という事なのですが、出資金や
ランニングコストに大きく影響してきます。

今回は、募集金額3000万円の馬の場合に
様々な金額がどうなっていくかを
比較していきます。

*維持費は目安となる月額50万円を1口分で計算
*保険料は募集価格の3%を1口分で計算

40口で募集しているクラブ
  • サンデーサラブレッドクラブ
  • 社台サラブレッドクラブ
  • G1サラブレッドクラブ
  • ニューワールドレーシング
サンデー 社台 G1 ニューワールド
募集口数 40
1口辺りの
出資金
¥750,000
入会金 ¥32,400 ¥0
月会費 ¥3,240 ¥1,620 ¥0
維持費
(月額)
¥12,500
生命保険料
(年1回)
¥22,500

サンデー、社台、G1は同じグループなので
金額設定が似ています。

  • サンデー=ノーザンファーム
  • 社台=社台ファーム
  • G1=白老ファーム、追分ファーム

と募集馬の中心となる生産牧場が
違っています。

ニューワールドレーシングは、
まだ新しいクラブで、独自の経営スタイルを
切り拓こうとしている様子です。

100口~200口のクラブ(一部抜粋)
  • 100口
    ラフィアンターフマンクラブ
  • 200口
    ユニオンオーナーズクラブ
    グリーンファーム愛馬会
    ターフファイトクラブ
ラフィアン ユニオン グリーン ターフ
募集口数 100 200
1口辺りの
出資金
¥300,000 ¥150,000
入会金 ¥20,000 ¥21,600 ¥19,440 ¥10,000
月会費 ¥3,000 ¥3,240
維持費
(月額)
¥5,000 ¥2,500
生命保険料
(年1回)
¥9,000 ¥4,500
400口以上のクラブ(一部抜粋)
  • 400口
    キャロットクラブ
    東京サラブレッドクラブ
    ノルマンディーオーナーズクラブ
    ウインレーシングクラブ
  • 500口
    シルクホースクラブ
    ロードサラブレッドオーナーズ
  • 2000口
    広尾サラブレッド倶楽部
キャロット 東京 ノルマンディー ウイン シルク ロード 広尾
募集口数 400 500 2000
1口辺りの出資金 ¥75,000 ¥60,000 ¥15,000
入会金 ¥21,600 ¥10,800 ¥20,000 ¥10,800 ¥0
月会費 ¥3,240 ¥1,080 ¥3,000 ¥3,240 ¥2,700 ¥3,240
維持費(月額) ¥1,250 ¥1,000 ¥250
生命保険(年1回) ¥2,250 ¥1,800 ¥450

募集口数を馬によって変えているクラブも
有りますが、最も多い口数で分類しました。

入会金や月会費もクラブによって様々ですが、
それ以上に募集口数が、全ての金額に
大きく影響することが
ご理解いただけたでしょうか?

一口馬主は海外遠征も費用も負担するの?

春のドバイミーティングや
年末の香港ミーティング、
そして、秋の凱旋門賞など

国内で活躍した馬は、さらなる飛躍を求め
海外のレースに挑むことも
珍しくありません。

海外遠征が決まった場合には、
その費用も出資者が負担することになります。

ドバイのように招待レースの場合は、
輸送費や滞在費は、主催者持ちになりますが

凱旋門賞のように自ら赴く場合には
その費用もかかるため、クラブの馬が
海外遠征する場合には、毎回のように
出資者から不満の声が上がっています。

出資した馬の補償制度はなくなった理由とは?

以前は出資した馬が未出走や未勝利で
終わった場合には、出資金額の一部を
返還する補償制度が有りました。

しかし、クラブの所轄官庁である金融庁から

金融商品取扱法に基づき損失補填をしてはならない

との通達が各クラブに有り、2011年からは
その制度が廃止されています。

10年ほど前に比べると、一口馬主で出資する
リスクが上がったと言えるかもしれません。

一口馬主の選び方! 目的別でクラブを選ぶコツは?

一口馬主で少しでも利益を上げるには
月会費を抑えるのがポイントとなり
なるべく1つのクラブで多くの馬に
出資するのが良いでしょう。

そのためにはクラブ選びが重要となってきます。

良血馬でガッツリ馬主気分を味わう

40口で募集している社台系のクラブ
ex)サンデー、社台、G1レーシング

良血馬をリーズナブルに楽しむ

400口以上で募集の牧場系クラブ
ex)キャロット、シルク、ロード

大手に挑む人たちを応援したい

マイネル軍団系
ex)ラフィアン、ウイン、ノルマンディー

中小牧場系
ex)ユニオン

試しにちょこっと出資してみたい

1000口以上のクラブ
ex)広尾、DMMバヌーシー

といった選び方が良いでしょう。

人気のクラブの場合は、過去の出資実績が
考慮された上で、抽選となるので
希望の馬になかなか出資できないことも
ありますので、慎重にクラブを選んでください。

まとめ

今回は、一口馬主のクラブを口数別に
比較してみました。

一口馬主の費用について、もっと詳しく
知りたい方は、こちらの記事も
ご覧ください。
⇒一口馬主の確定申告! 必要経費と認められるのはどの項目?

一口馬主のクラブの選び方ですが
まずは、予算に応じて1頭を何口で
募集しているクラブが良いかを決める。

そこから、各クラブの募集馬の傾向や
会員特典などを照らし合わせて、
自分好みのクラブを選ぶのが
比較しやすいのではないかと思います。

最初は無理のない範囲で、
出資できる所からスタートして
仕組みが理解できてきたら、
出資口数を増やすなどすると

長く一口馬主ライフを楽しめるのでは
ないでしょうか。

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