阪神大賞典とは？傾向や歴代の産駒＆血統・脚質を紹介

春の古馬GⅠ路線で
一つの目標となる天皇賞(春)。

その前哨戦である阪神大賞典は
1953年に創設された歴史ある重賞です。

1着になることで天皇賞(春)への優先出走権が
付与されるので、重要なレースとなっています。

そんな阪神大賞典ですが
過去にどんな馬が優勝しているのか
知らないという人もいると思います。

そこで今回は
『阪神大賞典』とはどんなレースなのか、
傾向や血統について
ご紹介していきたいと思います。

阪神大賞典とは？出走時間＆賞金について紹介！
阪神大賞典のレコード＆平均タイムを紹介
阪神大賞典の騎手や歴代レースの傾向をご紹介！
阪神大賞典の枠で有利なのは外枠ってほんと？
阪神大賞典は荒れるってほんと？歴代のレースを紹介
まとめ

阪神大賞典とは？出走時間＆賞金について紹介！

阪神大賞典は1953年に
4歳(現3歳)以上対象の重賞レースとして
創設されました。

まずは2018年度のレースをご覧ください。

創設当初は芝2000mで開催され
その後幾度かの変更を経て、
現在に至ります。

ウマ

あれ？
今ってどうだったっけ？

ねこ

今は3月中旬に
阪神競馬場で芝3000mで
開催されてるよ。

元々は12月に開催され、
『暮れの阪神開催を飾る名物レース』
と親しまれていました。

1987年から春に開催時期を変え、
出走条件も5歳(現4歳)に変更され、
天皇賞(春)の前哨戦と位置付けられました。

過去の勝ち馬には以下の馬たちがいます。

阪神大賞典・主な勝ち馬

タマモクロス
メジロマックイーン
メジロパーマー
ナリタブライアン
マヤノトップガン
ナリタトップロード
ディープインパクト
ゴールドシップ
シュバルグラン　　など

クラシック路線で活躍した馬たちが
ここでも活躍していました。

古馬GⅠ路線を狙うならば
大半の馬が狙っているレースといっても
過言ではありません。

阪神大賞典の日程はいつ？出走時間も合わせて紹介

阪神大賞典は
天皇賞(春)の約1ヶ月〜1ヶ月半前である
3月中旬に開催されます。

過去5レースでは以下の通りに
レースが開催されました。

第66回	2018年3月18日
第65回	2017年3月19日
第64回	2016年3月20日
第63回	2015年3月22日
第62回	2014年3月23日

また、レース自体が11Rに行われるので
出走時刻は15時〜16時に行われます。

2018年度は15時35分に発走されました。

阪神大賞典の場所＆距離は？コース特徴も紹介

出典：http://www.jra.go.jp

阪神大賞典は創設当初より
阪神競馬場にてレースが行われます。

阪神競馬場

所在地：兵庫県宝塚市駒の町1−1
コース：右回り

途中中京競馬場で
開催されていることもありましたが、
基本的には開催時より
阪神競馬場でレースが行われています。

第3回大会より阪神競馬場で
レースが開催されています。

阪神大賞典の優勝賞金は6700万円！

阪神大賞典はGⅡレースですが
同じGⅡレースや
他のステップアップレースに比べ
賞金は少し高めに設定されています。

阪神大賞典レース賞金

1着：6700万円
2着：2700万円
3着：1700万円
4着：1000万円
5着：670万円
(2018年度開催)

同じステップアップレースである
金鯱賞は、優勝賞金は6200万円です。

優先出走権が与えられる
天皇賞(春)は八大競走の一つで、
GⅠの中でも格式高いレースです。

その前哨戦なので
賞金も高いのではないでしょうか。

阪神大賞典のレコード＆平均タイムを紹介

では阪神大賞典の記録を
見ていきましょう！

阪神大賞典は第49回(2001年)に
ナリタトップロードが記録した、
3:02.5がレースレコードとなっています。

その時のレースはこちら！

この他、
過去5レースのタイムは以下の通りです。

第66回	3:03.6
第65回	3:02.6
第64回	3:05.8
第63回	3:05.9
第62回	3:06.6

平均すると3:04.9となっています。

阪神大賞典の騎手や歴代レースの傾向をご紹介！

出典：http://www.jra.go.jp

ここからは阪神大賞典の傾向を
ご紹介していきたいと思います。

過去のレースを振り返り、
阪神大賞典に強い血統・騎手などいるのか
調べて見ました☆

阪神大賞典の傾向！脚質や血統によって異なる？

阪神大賞典で使われるコースは、
この時のみ使われていて、
第2コーナーの出口付近からの
スタートとなります。

内回りのコーナーを約1周半するので
6つのコーナーを回るのです。

スタートから第3コーナーまでの間
先行争いが激しくなることもありますが、
２周目の第3コーナーから一気に加速して
ゴールまで激しい追い比べとなります。

阪神大賞典は逃げ馬・先行馬のどちらが有利？

過去のデータから見ると
先行馬の勝率が良いようです。

コーナーが6つあるということ、
ゴール前に急坂があり、
パワーもさることながら
小回りを回れる器用さが必要なため、
先行が優位なようですね。

阪神大賞典に強い血統はある？産駒も合わせて解説！

阪神大賞典は3000mと距離があるので
スタミナが必須となります。

また、最後の直線で急坂を駆け上がるので
パワーも絶対的に必要となってくるのです。

しかし、阪神大賞典では
2013〜2015年までゴールドシップが
3連覇しています。

そのため血統だけで見るときは
ゴールドシップ以外の血統も
しっかり見る必要があります。

阪神大賞典ではサンデーサイレンス系の
スタミナ血統が合うようです。

そこにパワー血統が入ると
なお良いレース展開をすると思います。

阪神大賞典に強い馬年齢を解説

日経賞は4歳以上の競走馬が出走できる
重賞レースです。

4歳の馬もいれば7歳8歳の馬もいます。

では日経賞に強い馬年齢は
何歳なのでしょうか？

過去5年の着順は以下の通りです。

開催年度	1着騎手	2着騎手	3着騎手
2018年(第25回)	5歳	4歳	4歳
2017年(第24回)	4歳	5歳	5歳
2016年(第23回)	4歳	4歳	5歳
2015年(第22回)	6歳	5歳	5歳
2014年(第21回)	5歳	6歳	4歳

このようにしてみると

阪神大賞典の得意な騎手は誰なの？

競馬は馬の力だけでは
勝敗は決まりません。

その馬たちに騎乗する騎手たちによっても
レース展開は大きく変わってきます。

では阪神大賞典を得意とする騎手は
いるのでしょうか？

過去5年の着順は以下の通りです。

開催年度	1着騎手	2着騎手	3着騎手
2018年(第66回)	岩田康誠	川田将雅	武豊
2017年(第65回)	ルメール	福永祐一	四位洋文
2016年(第64回)	福永祐一	蛯名正義	岩田康誠
2015年(第63回)	岩田康誠	浜中俊	菱田裕二
2014年(第62回)	岩田康誠	四位洋文	松田大作

過去5年のレースを振り返ると
岩田騎手の勝率が高いようです。

1着3回、3着1回と好成績です。

そのため岩田騎手が騎乗している馬には
チェックを入れたほうが良いでしょう。

阪神大賞典の枠で有利なのは外枠ってほんと？

馬・騎手と見てきましたが、
枠順も予想するのに重要な要素と言えます。

過去5年の着順を枠別で見てみましょう！

開催年度	1着	2着	3着
2018年(第66回)	6枠	6枠	7枠
2017年(第65回)	8枠	3枠	4枠
2016年(第64回)	8枠	6枠	2枠
2015年(第63回)	7枠	2枠	1枠
2014年(第62回)	6枠	1枠	7枠

こうして見ると、6枠と7枠が
入賞していますね。

阪神大賞典は
先行の勝率が高いレースです。

コーナーが6つあるこのコースでは
集団が団子状態になり、
ごちゃごちゃしてしまいがち…

うまくポジショニングをするために
中から外にかけての枠の方が
入賞する率も高いということですね☆

阪神大賞典は荒れるってほんと？歴代のレースを紹介

競馬はギャンブルなので、
馬券を買って楽しんでいる人にとっては
荒れてくれた方が良かったりします。

その分予想するのは大変ですけどね(^^;)

そんな阪神大賞典はどうなのでしょか？

過去5年の着順を人気別で見てみましょう！

開催年度	1着	2着	3着
2018年(第66回)	3人気	4人気	1人気
2017年(第65回)	1人気	2人気	5人気
2016年(第64回)	1人気	4人気	3人気
2015年(第63回)	1人気	7人気	2人気
2014年(第62回)	10人気	1人気	4人気