弥生賞とは? 傾向や歴代の脚質・血統を徹底解説!

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競馬ファンにとっては春の風物詩である
クラシックレース。

その中でも第一冠目のレースは
どんな馬たちが出てくるのか
楽しみで仕方ありません。

そんなクラシックレースに出るための
前哨戦は、
馬券を買う上でも、馬の調子を見る上でも
重要なレースとなっています。

その前哨戦の中でも
特に注目されるのは『弥生賞』です。

今回は弥生賞について
解説していきたいと思います。

今までどんな馬たちが制したのか
血統の面、騎乗する騎手の面や
そもそも弥生賞とはどんなレースなのか
についてご紹介もしていきますね☆

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弥生賞とは? 出走時間&賞金について紹介!

弥生賞は1964年に創設された
3歳限定の重賞レースで
1984年から前哨戦と位置づけをされました。

ウマ
ウマ

元々は芝1600mのレースだったけど
1984年に2000mに変更された時に
前哨戦として位置付けられたんだよ。

創設当初はダートで行われたり
開催場所が東京競馬場だったりと
バラバラだったようです。

まずは2018年度のレースをご覧ください。

皐月賞と同じコース・距離で
行われる為、

前哨戦の中では最も
距離適性が求められるレースとなっています。

弥生賞の日程はいつ? 出走時間も合わせて紹介

弥生賞は皐月賞の
約1ヶ月前である
3月上旬にレースが行われます。

過去5レースでは以下の通りに
レースが開催されました。

第55回 2018年3月4日
第54回 2017年3月5日
第53回 2016年3月6日
第52回 2015年3月8日
第51回 2014年3月9日

また、レース自体が11Rに行われるので
出走時刻は15時〜16時に行われます。

2018年度は15時45分に発走されました。

弥生賞の距離は? コース特徴も紹介


出典:http://www.jra.go.jp

弥生賞は
中山競馬場にてレースが行われます。

中山競馬場
  • 所在地:千葉県船橋市古作1−1−1
  • コース:右回り

レースは右回りの芝2000mです。

レース創設当初は
開催場所が東京競馬場だったり
コースがダートだったり
距離が1800mや1600m、1400mだったり
バラバラでした。

ウマ
ウマ

そんなにバラバラだったんだ!!

1984年の第21回弥生賞から
中山競馬場の芝2000mとなりました。

このコースは
第4コーナーの終り辺りの所からスタートし、
内回りのコースを1周して帰ってくる
というものです。

内回りコースであり、
最後の直線も長くないため、
先行で尚且つ内枠だと
かなり有利なレース展開が期待できます。

しかし、スタート直後と最後の直線で
急坂を走ることになるため、
他の競馬場での2000mよりも
スタミナが必要となります。

弥生賞の優勝賞金はいくら?

弥生賞はGⅡレースですが、
3歳限定のレースである為、
他のGⅡのステップアップレースに比べ
賞金が少し低いです。

弥生賞レース賞金

1着:5400万円
2着:2200万円
3着:1400万円
4着:810万円
5着:540万円
(2018年度開催)

同じステップアップレースである
中山記念は、優勝賞金は6200万円です。

しかし、4歳以上であれば
どの馬でも出走が可能なことから
少し金額が高くなっているようです。

弥生賞のレコード・平均タイムを紹介

では弥生賞の記録を
見ていきましょう!

弥生賞は第53回(2016年)に
マカヒキが記録した、
1:59.9がレースレコードとなっています。

その時のレースはこちら!

この他、
過去5レースのタイムは以下の通りです。

第55回 2:01.0
第54回 2:03.2
第53回 1:59.9
第52回 2:01.8
第51回 2:01.4

平均すると2:01.46となっています。

弥生賞の傾向について騎手&歴代のレースをご紹介!

出典:http://www.jra.go.jp

ここからは弥生賞の傾向を
ご紹介していきたいと思います。

過去のレースを振り返って見て、
弥生賞に強い血統・騎手などいるのか
今までどんな馬が勝ってきたのかを
解説していきたいと思います☆

弥生賞の傾向! 脚質や血統によって異なる?

弥生賞は皐月賞と同じコース・距離で
開催されます。

右・内回りのコースで直線も310mと短く、
急坂が2回もあるため、
小回り適性やパワーが求められます。

そのため、差し・追込を得意とする馬には
少々不利かもしれません。

弥生賞は逃げ馬・差し馬が有利?

弥生賞は上位でも説明した通り、
最後の直線が短く、
また2回の急坂があります。

また、コースが内回りであるため、
なかなか力がないと
後ろから差しきるのは難しいでしょう。

となると逃げや先行が有利となりますが、
坂に対してはパワーが必要となるので
パワーがある馬であれば、
差しでもいけるのではないでしょうか。

弥生賞に強い産駒とは? 血統も合わせて解説!

過去の弥生賞の着順を見ていくと
キングカメハメハ産駒が
絶好調と言えます。

パワーとスタミナを兼ね備えている
キングカメハメハの産駒は

2016年までは毎年3位までの入賞を
果たしています。

そして2018年現在もなお
入賞を果たしているのが
ディープインパクト産駒です。

ディープ産駒は少々パワーが
足りていないのですが、
パワー型血統との交配で
生まれた馬が活躍しています。

弥生賞の得意な騎手の名前は?

競馬の勝敗は馬の力だけで
決まるわけではありません。

その馬たちに騎乗する騎手たちによっても
レース展開は変わってきます。

では弥生賞を得意とする騎手は
いるのでしょうか?

過去5年の着順は以下の通りです。

開催年度 1着騎手 2着騎手 3着騎手
2018年(第55回) 川田将雅 福永祐一 武豊
2017年(第54回) 福永祐一 横山典弘 ルメール
2016年(第53回) ルメール デムーロ 武豊
2015年(第52回) 福永祐一 田辺裕信 武豊
2014年(第51回) 川田将雅 横山典弘 戸崎圭太

この5年間で福永祐一騎手が
1着2回、2着1回という
好成績を残しています。

また、優勝こそしていないものの
武豊騎手も3着3回、

川田将雅騎手は1着2回と

ある程度決まったメンバーが
3着以内に入ることが多いようです。

すなわち、
福永騎手、武騎手、川田騎手が
騎乗する馬はチェックしておいた方が
良いでしょう。

弥生賞は外枠不利ってほんと?

馬・騎手と見てきましたが、
枠順も予想するのに重要な要素と言えます。

噂では外枠が不利と聞きますが
実際はどうなのでしょう?

過去5年の着順を枠別で見てみましょう!

開催年度 1着 2着 3着
2018年(第55回) 8枠 7枠 3枠
2017年(第54回) 8枠 7枠 4枠
2016年(第53回) 8枠 7枠 4枠
2015年(第52回) 4枠 5枠 2枠
2014年(第51回) 7枠 7枠 3枠

こうして見ると、
勝率は外枠、3位入賞までは内枠が
入る率が高いと見受けられます。

ということは
一概にも外枠だから不利
ということはないと思われます。

弥生賞歴代のレースを検証! 荒れるってほんとなの?

馬券を買う身としては
できれば穴が来て欲しいと
思ってしまいますよね?

では弥生賞で荒れることはあるのでしょうか?

過去5年の着順を人気別で見てみましょう!

開催年度 1着 2着 3着
2018年(第25回) 1人気 2人気 4人気
2017年(第24回) 1人気 8人気 5人気
2016年(第23回) 2人気 1人気 3人気
2015年(第22回) 2人気 4人気 10人気
2014年(第21回) 1人気 4人気 2人気

なんと1番人気の馬の優勝率が高め!

こうやって見てみると
人気薄の馬はほぼ3位入賞もできないようで
あまり荒れません。

手堅く買うのが良いように思います。

まとめ

出典:https://www.exblog.jp

いかがでしたでしょうか?

今回は弥生賞について解説していきました。

まとめるとこんな感じです。

弥生賞とは
  • 皐月賞のトライアルレース
  • JRA主催のGⅡで芝2000m、
    開催は中山競馬場
  • スタミナとパワーが必要
  • 逃げもしくは差しが優位
  • キングカメハメハ産駒強め
  • 1番人気はほぼ必ず入賞
  • 外枠の優勝率高め
  • 福永騎手、武騎手、川田騎手の
    入賞率高め

キングカメハメハ産駒だけでなく、
ディープインパクト産駒に
パワー型血統を交配させる事で
弥生賞を制している馬もいます。

上記のことを踏まえながら
予想を立てて見るのも良いでしょう。

また、この記事の他に
弥生賞の過去10年のレース結果を
まとめている記事がありますので
合わせてご紹介します。

弥生賞の過去10年成績! レース結果の一覧表【動画あり】

ぜひレース予想をする上での
参考にして見てください。

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