ドリームジャーニーとは? 産駒や血統・過去の成績をご紹介!

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競馬の血統を語る時に相性の良い
組み合わせのことを「ニックス」と言います。

同じ父と母の父の組み合わせで
活躍馬が続くと、そのニックスが
ブームになっていくのですが、
ここ10年の競馬界で怪物級が続出したのが

父ステイゴールド
×
母父メジロマックイーン

G1・6勝のゴールドシップや
三冠馬オルフェーヴルを出した配合ですが、
この組み合わせの先陣を切ったのが
ドリームジャーニーです。

オルフェーヴルの全兄である
ドリームジャーニーについて
今回は、ご紹介していきます。

現在は種牡馬となっている
ドリームジャーニーは、
どんな産駒を出しているのでしょうか?

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ドリームジャーニーの産駒!子供を5頭紹介

出典:https://ja.wikipedia.org

■ドリームジャーニー血統表

ステイゴールド サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン
エレクトロアート

2015年にデビューしたドリームジャーニーの
産駒から5頭ピックアップしました。

ドリームジャーニーの子供は、どんな個性を
持っているのでしょうか?

(成績は2018年8月1日現在のものです)

1.エスティタート

■エスティタート(牝)2013年産
母:スキッフル
母父:トニービン

ドリームジャーニーの初年度産駒で、
重賞で馬券圏内に入っている牝馬
エスティタートです。

芝の1400mを中心に出走していて
好位から抜け出す競馬を得意としています。

2.ミライヘノツバサ

■ミライヘノツバサ(牡)2013年産
母:タムロブライト
母父:シルバーチャーム

重賞のタイトルまで、あと僅かに迫ったのが
ミライヘノツバサ。

脚部不安から長期の休養となっていますが
父がG1を勝った中山競馬場が得意な馬。

先行力とスタミナを活かした競馬で
タイトル獲得が期待されます。

3.アルメリアブルーム

■アルメリアブルーム(牝)2014年産
母:アルメーリヒ
母父:ネオユニヴァース

ドリームジャーニーの2世代目の
産駒として活躍中のアルメリアブルーム

デビューから、なかなか勝ちきれません
でしたが、父親譲りの差し脚で
少しずつクラスを上げてきています。

4.トゥラヴェスーラ

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■トゥラヴェスーラ(牡)2015年産
母:ジャジャマーチャン
母父:アドマイヤコジーン

クラシックには縁が無かったものの
スプリント路線に切り替えてから成績が安定。
重賞制覇も目前という3歳世代の期待馬です。

3歳重賞で接戦だった馬たちが、
古馬との重賞やオープン特別で好勝負を
しているので、近いタイミングで
チャンスがやってきそうです。

5.ユニゾンデライト

■ユニゾンデライト(牡)2013年産
母:マンデーデライト
母父:リアルシャダイ

中距離路線で少しずつクラスを
上げてきているユニゾンデライト。

この馬も中山コースと相性が良いという
父親譲りの個性を発揮しています。

後方一気という新味も出てきて
競馬の幅が広がってきています。

ドリームジャーニー種牡馬としての成績/戦績は?

ドリームジャーニーの代表的な産駒を
ご紹介しましたが、続いては種牡馬成績を
見てみましょう。

年度 順位
2017 50
2016 72
2015 97

人気の種牡馬が年間に200頭以上の
種付けを行っているのに比べて
最高で95頭ということもあって、
かなり苦戦を強いられています。

現役時代の馬体重が420kg前後と
小柄だったこと、さらに種付けが
あまり上手でないようで
なかなか種付け頭数が伸びていません。

ドリームジャーニーの種付け料は?

現役引退後は、社台スタリオンステーションで
種牡馬入りしたドリームジャーニー。

2018年の種付け料は
受胎確認後50万円。

産駒誕生後、生仔以外は全額を返環

という条件が付いています。

全弟オルフェーヴルが初年度産駒から
クラシックホースを出しているので
今後は代替需要も出てくるかもしれません。

ドリームジャーニーの馬主は?

現役時代のドリームジャーニーの馬主は
サンデーレーシング。一口馬主向けの馬として
1口50万円×40口で募集されました。

約8億5000万円の賞金を稼ぎ
回収率としては一口馬主の馬として
トップクラスの活躍を見せています。

ドリームジャーニーの現役時代の成績/戦績は?

出典:https://ja.wikipedia.org

最後に現役時代のドリームジャーニーの
成績をご紹介します。

通算成績は31戦(9.3.5.14)

主な勝ち鞍
  • 有馬記念
  • 宝塚記念
  • 朝日杯フィーチュリティーステークス

日本のトップトレーナーの1人である
池江泰寿調教師に初の重賞となる
G1勝利を送ったのがドリームジャーニー。

2歳チャンピオンになったものの
クラシックでは今一つの成績でした。

しかし、父ステイゴールド譲りの
成長力で、古馬になって着実に
ステップアップ。

5歳になって宝塚記念、有馬記念を制覇し、
復活を遂げました。

全弟のオルフェーヴルは、
ドリームジャーニーが2歳王者になった後に
母が再度ステイゴールドと配合して生まれた馬。

ドリームジャーニーの2歳時の活躍がなければ
誕生していなかったかもしれません。

ドリームジャーニーの脚質は?

現役時代のドリームジャーニーは
典型的な末脚で勝負をするタイプ。

差し、追い込みの脚質で、ほとんどのレースで
上がり3Fのタイムが3位以内に入る
切れる脚を持った馬でした。

レース動画を紹介

ドリームジャーニーの胸のすくような
末脚を動画でご覧いただきましょう。

まずは、最初のG1制覇となった2006年の
朝日杯フューチュリティステークスです。

当時は中山競馬場での開催。

直線が短いにも関わらず、抜群の瞬発力を見せ
後のスプリント王者ローレルゲレイロを
差し切って2歳チャンプに輝きました。

続いても、同じく中山競馬場で行われた
2009年の有馬記念。

歴史的な名牝の1頭であるブエナビスタの
勝ちパターンを外から強襲して
古馬牡馬の維持を見せつけました。

まとめ

今回は、オルフェーヴルの全兄にあたる
グランプリホース、ドリームジャーニーを
ご紹介しました。

オルフェーヴルが生まれたことも、
池添騎手とのコンビになったことも
ドリームジャーニーの活躍があったから
という3冠馬の立役者です。

派手だった弟の影に隠れた印象もありますが
自身もG1・3勝の名馬。

種牡馬としては、なかなかチャンスが
巡ってきていませんが、

ディープインパクトの兄ブラックタイドが
キタサンブラックを生み出したように
大物を出す可能性はゼロではありません。

父親欄にドリームジャーニーの名前を
見付けたら、少しだけ気にかけて
産駒を応援してみてください。

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