今回ご紹介する馬券は「ワイド」。
数ある馬券の中で、
なぜか1つだけカタカナの愛称が
付いている“ワイド”さん。
1999年に登場するも
馬単、3連複、3連単が続々と現れ、
存在感がかき消された
五男坊という感じです。
しかし!2010年頃から徐々に
ワイドを購入する人の割合が
増えていて、密かに
見直されつつあったりします。
そんな、不思議な存在である
ワイドについて、メリットやデメリット
買い方などをご紹介していきます。
いざ、ワイドな世界へどうぞ!
ワイドで購入するメリット&デメリットをご紹介!
1着~3着に入る2頭の
馬番の組み合わせを予想する馬券
1着にならなくても
2着3着の組み合わせでもOKなので、
馬連+複勝
といったイメージと書くと
わかりやすい方もいらっしゃるでしょうか。
そんなワイドのメリットと
デメリットを見て行きましょう。
ワイドのメリットは回収率が良い
まずは、ワイドが的中する
確率をご覧ください。
的中馬券の割合比較図
(単位は%)
頭数 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | ワイド | 3連複 | 3連単 |
10 | 10.00 | 30.00 | 2.8 | 2.222 | 1.111 | 6.667 | 0.833 | 0.139 |
11 | 9.09 | 27.27 | 2.8 | 1.818 | 0.909 | 5.455 | 0.606 | 0.101 |
12 | 8.33 | 25.00 | 2.8 | 1.515 | 0.758 | 4.545 | 0.455 | 0.076 |
13 | 7.69 | 23.08 | 2.8 | 1.282 | 0.641 | 3.846 | 0.350 | 0.058 |
14 | 7.14 | 21.43 | 2.8 | 1.099 | 0.549 | 3.297 | 0.275 | 0.046 |
15 | 6.67 | 20.00 | 2.8 | 0.952 | 0.476 | 2.857 | 0.220 | 0.037 |
16 | 6.25 | 18.75 | 2.8 | 0.833 | 0.417 | 2.500 | 0.179 | 0.030 |
17 | 5.88 | 17.65 | 2.8 | 0.735 | 0.368 | 2.206 | 0.147 | 0.025 |
18 | 5.56 | 16.67 | 2.8 | 0.654 | 0.324 | 1.961 | 0.123 | 0.020 |
馬連の3倍的中する可能性が、
高いのがワイドです。
ですので、1着2着のワイドの配当は
馬連の1/3程度になることが、ほとんどです。
しかし、馬連と違いワイドは
1着3着、2着3着でも的中なので
的中する可能性も高く、
結果として高い回収率に
繋がることも少なくありません。
また3着まで許容範囲が広がることで
人気薄が入ってくる可能性も
高くなりますので、
2着3着の組み合わせでも
美味しい配当になることもあります。
当たる可能性が高い
人気薄にも可能性がある
というのは、ワイドを購入する
メリットになるのではないでしょうか。
ワイドのデメリットは配当が低い
先ほどの表にあるように
ワイドは8種類ある馬券の中で
4番目に当たりやすいので
配当も低めになることが多いです。
この点をデメリットに思われる方も
いらっしゃるかもしれません。
しかし、ワイドは的中馬券が
3つあるので、全部的中させると
1つは少なくても、トータルで
そこそこの配当になるケースもあります。
配当が低いというデメリットも
中長期的に見れば、気にならなくなる
可能性があるのがワイドです。
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使用するマークシート緑青赤
ワイドを購入する際、競馬場やWINSに
置いているマークシート(マークカード)は
どれを使用しても大丈夫です。
緑のマークシートは、
1点ずつ個別に購入していきますので
点数を絞っている時に使いやすいカードです。
赤のマークシートは、
ボックスやフォーメーションで
購入する場合に使用します。
- ボックス=選んだ馬番の組み合わせをすべて購入
- フォーメーション=1頭目と2頭目に馬番をマークし、それぞれの組み合わせを購入
ワイドボックス点数表
選択頭数 | 点数 |
2頭 | 1 |
3頭 | 3 |
4頭 | 6 |
5頭 | 10 |
6頭 | 15 |
7頭 | 21 |
8頭 | 28 |
9頭 | 36 |
10頭 | 45 |
11頭 | 55 |
12頭 | 66 |
13頭 | 78 |
14頭 | 91 |
15頭 | 105 |
16頭 | 120 |
17頭 | 136 |
18頭 | 153 |
青のマークカードは、
流しで購入する時に使用します。
- 流し=軸を決め、軸から選んだ相手への組み合わせすべてを購入
マークシートについて詳しく知りたい方には、
こちらの記事がオススメです↓↓↓
⇒競馬のマークシートの種類って? 馬券ごとに異なる用紙を解説!
マークシートの記入方法は?
続いて、ワイドを購入する方法をご紹介します。
どの色のマークシートでも
- 場名(どの競馬場か?)
- レース番号(第何レースか?)
- 式別(ワイドにマークします)
- 購入する番号(買いたい馬番)
- 金額
にマークするのは共通です。
1着・1頭目にどれか1つをマーク
2着・2頭目にもどれか1つをマーク
(3着・3頭目には、マークしない)
軸にどれか1つをマークし、
相手に軸から流したい番号を
好きなだけマーク
赤のカード
ボックスの時は、組み合わせたい
馬番を好きなだけマーク
フォーメーションは
1着・1頭目、2着・2頭目に
それぞれ組み合わせたいようにマーク
式別が違うだけで、それ以外は
馬連と同じです。
まとめ
今回は、人気が回復している
ワイドについてご紹介しました。
1つ1つの配当は低いかもしれませんが、
的中する可能性が高く
また、3つすべて的中させると、
なかなかの配当も期待できるので
一度、試していただきたい式別です。
当たりにくくても、大きな配当で夢を見たい
という方は、こちらの記事をどうぞ↓↓↓
⇒馬券の買い方で3連複って何? メリット&デメリットを紹介
ワイドを買えば、1着や2着だけでなく
3着争いにも注目できるので
1つのレースをより楽しめるように
なるかもしれません。
この記事で興味を持っていただけたら
ワイドでの回収率アップに
チャレンジしてみてください。