春の競馬シーズン真っ只中!
競馬の話題を頻繁に
目にしているのではないでしょうか?
とは言え、これを機に馬券を
買ってみようと思っても、
何を参考にしたら良いのか
わからない方も少なくないはず。
今回は競馬を予想する際に
ポイントになる
- 騎手
- 血統
- 調教
- パドック
- コースの特徴
- 前走の確認
という部分を
初心者の方にもわかりやすいように
順番に紹介していきます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、
慣れてくると事前にチェックする部分が
見えてくるようになりますので、
この記事を入り口にして
自分流の馬券術を磨いていってください。
1:騎手
まずは、騎手。
競馬の世界では「馬7割:騎手3割」
と言われるぐらい
大きな役割を果たしています。
ここ数年は、ミルコ・デムーロ騎手と
クリストフ・ルメール騎手の2人が
馬券に絡む割合が非常に高く、
彼らが騎乗する馬のチェックは必至!
2人の騎乗馬が“買い”か“切り”か、
うまく取捨できると的中率の
アップに繋がるでしょう。
こちらに騎手で競馬予想が決まるのか
紹介しているので参考にしてください。
⇒競馬の予想が騎手で決まる4つの要因!ベテランの方が勝率は上がるの?
2:血統
「ブラッドスポーツ」とも言われる競馬では
血統が重要視されています。
その中でも父親のチェックだけは
欠かさずに行いたいポイント!
例えば、
などの傾向が見られます。
父親の特徴を把握しておくと、
レースの条件に合った馬かを
判断する材料になってきます。
3:調教
競走馬は普段からトレーニングをしていますが
中でも「追い切り」と呼ばれる
強い負荷をかけて行う調教は
予想をするうえで役立つことが
多い情報です。
レース1週間前追い切り
レースの1週前に行われる追い切りは
調整過程を確認するのに最適。
久しぶりに出走する馬ならば強めの調教、
出走間隔が詰まっている馬ならば、
軽い調整だけの場合が多いでしょう。
レース出走週の追い切り
繊細な馬や気性が激しい馬は
直前に強い調教をするとレースで
気負い過ぎる傾向があるので
軽めの追い切り、仕上がり途上や
体重がオーバー気味の馬は
強めになるケースが多くみられます。
難しそうですが、追い切りの判別は
専門誌などの調教欄に書いている採点を
参考にすると簡単!
高採点が続いている馬は、
調子が良い時期である
可能性が高いので
積極的に狙いたいところです。
4:パドック
レース当日の体調を見極めるのに
役立つのがパドック。
実は、人間に置き換えてみると、
わかりやすかったりします。
騎手、血統、調教から目を付けた馬の
デキを確認するだけではなく、
目を付けていない馬も
同じようにチェックをして、
馬券対象にする馬を決めるようにすると
良いでしょう。
歩き方
活気がある馬はキビキビと
歩幅を伸ばして歩いています。
手綱を持っている人を
少し引っ張るような感じで
歩いている馬は注目!
ただし、口元のハミを噛み過ぎていたり、
汗をかきすぎている馬は
空回りしている可能性があるので
割引対象です。
毛並み
人間の肌と同じく健康状態が
現れやすいのが毛並み。
艶がなくゴワゴワしている馬は
体調が整っていない証拠。
ピカピカに輝いている馬を探しましょう。
あとは、薄っすらと銭型の模様が
出ている馬は内臓の働きが
良い状態ですので、
好調な可能性高いでしょう。
状態
お腹周りがスッキリしている馬は
ベスト体重に近い状態。
あばらが浮いていたり、
お腹がポテっとしていると
調整に失敗している可能性があります。
また、きちんとトレーニングしている馬だと、
お尻のあたりの筋肉にメリハリがあって
パンと張っています。
パドックでは、そこも一緒に見ると
好調な馬が見つけやすいでしょう。
5:コースの特徴、傾向
馬の能力やコンディションだけではなく、
コースの特徴や傾向によっても
結果が左右されてしまいます。
中央競馬のコースの違いを
ピックアップしてみます。
左回り・右回り
中央競馬の場合、
札幌・函館・福島・中山・京都・
阪神・小倉は右回り。
東京・新潟・中京は左回りのコースとなります。
馬にも走り方や体つきに癖があるので、
左回りと右回りで成績が全然違う
という馬もたまにいます。
気になる馬が、どちらが得意なのかを
知っておくと役立ちます。
コースの形状
競馬場の形も一律ではなく芝のレースの場合、
- 東京や新潟、京都は直線が長い
- 中山、阪神は直線に急坂がある
- 札幌、函館は洋芝という特殊な芝
など個性があります。
どのコースで成績が良いのか
確認しておくと、
今回の出走レースと条件が
マッチするか判断しやすいでしょう。
また、新潟・京都・阪神の外回りは
直線が長いので、差しや追い込みが
決まりやすいと言われています。
コース距離
中央競馬では1000m~3600mの間で
レースが行われています。
1200mがスプリント
1600mがマイル
2400mがクラシック
が、「根幹距離」で
多くのレースが組まれています。
基本的には調教師が
馬の適正距離を見極めてレースに
登録していますが、
一生に一回しか出ることができない
3歳馬のクラシックレースには、
距離が合わなくても出走してくる馬もいます。
距離適性を見分ける簡単な方法は、
陸上選手と同じ。
短距離向きなら筋骨隆々、
長距離向きならスラっとした
体格をしています。
また、気性の穏やかな馬は
長距離にはプラス材料なので、
距離適性も気にしながら
パドックを見てみてください。
6:前走のレースを確認する
どんな位置からレースを進めるのかと、
相手との力関係の参考にできるのが
前走のレース結果。
着順よりも着差に注目するのが
ポイントです。
着順が悪いのに、着差が少ない馬は
軽視されやすいですが
押さえておきたい存在です。
また、G1など大きなレースに
挑む有力馬の場合、前走で
本番を見据えたレースを
していることがあります。
新聞だけではなく
映像で前走を確認するという場合は、
前のレースで騎手が何を試しながら
レースをしたのか想像すると、
展開を考える力も養えるでしょう。
まとめ
競馬を予想する時に
チェックするべきポイントを
ご紹介しました。
チェックポイントが
多いかもしれませんが、
プロの予想家でも血統重視・
調教重視・パドック重視・
前走重視など様々なタイプがいます。
自分の感覚が、どのスタイルと
ピッタリ合うか確かめながら、
独自の予想スタイルで
的中率アップを狙ってみてください。