アドマイヤデウスとは?産駒&血統・伝説のレース動画を紹介

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アドマイヤデウスという馬を
知っているでしょうか?

アドマイヤデウスは
日本で重賞を勝った後、
オーストラリアに移籍して
オーストラリアでも調教されました。

その異例な移籍は話題を呼び、
その動向も注目されました。

そのアドマイヤデウスについて
見ていきたいと思います。

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アドマイヤデウスの成績/戦績は?

アドマイヤデウスの
成績/戦績から
見ていこうと思います。

生涯成績:22戦5勝

主な勝ち鞍:日経賞、日経新春杯

 

デビューは2013年の11月に
京都競馬場でした。

結果は2着に敗れますが、
その次の未勝利戦では
見事に勝利をあげます。

明けて、2014年は
梅花賞から始動して3着、
そしてあすなろ賞を勝利します。

皐月賞ステップレースの
若葉ステークスを勝利します。

そして皐月賞は9着、
日本ダービーは7着となります。

そのあとは休養に入り、
明けて2015年は1月の日経新春杯から始動。

そのレースではフーラブライドを
抑えて勝利、
ここで重賞初勝利をあげます。

続く、日経賞でも
勝利して重賞2連勝をあげます。

天皇賞春では3人気になりますが、
15着と惨敗します

そして秋は天皇賞秋15着、
ジャパンカップ16着、
有馬記念7着となり終えます。

2016年以降は
京都記念3着や阪神大賞典3着などの
成績をあげますが、
G1の舞台では天皇賞春9着、
天皇賞秋6着、有馬記念11着など
パッとした成績はありません。

2017年に入っても、
日経賞3着や天皇賞春4着などを経て、
2017年8月10日付で
JRA登録を抹消して、
オーストラリアに移籍します。

しかし10月17日の調教中に
故障を発生して
11月25日に死亡が発表されました。

 

 

 

アドマイヤデウスの獲得賞金は?

アドマイヤデウスの
獲得賞金を見ていきます。

獲得賞金:2億6232万4000円

 

G1勝ちはないですが
G2勝ちなどで獲得賞金を
積み上げており、
その獲得賞金は2億円を超えています。

 

アドマイヤデウス・伝説のレース動画を紹介!

アドマイヤデウスのレースの中から
レース動画を3つピックアップして
紹介したいと思います。

その3つのレースは京都記念、
阪神大賞典、京都大賞典です。

 

1.京都記念

まず1つ目は、アドマイヤデウスが
5歳の時に出走した京都記念です。

京都芝2200m 京都記念

1人気はレーヴミストラル、
2人気にはヤマカツエースで、
アドマイヤデウスは4人気に甘んじます。

スズカデヴィアスが先手を奪う中、
アドマイヤデウスは6番手、
それを見るように
タッチングスピーチやヤマカツエースが続き、
レーヴミストラルは15番手から進みます。

4角を回って、先頭はサトノクラウン、
後続を離していく中で
外からタッチングスピーチや
内からアドマイヤデウスが
懸命に差を詰めます。

しかしその差は縮まらず、
1着はサトノクラウン、
アドマイヤデウスは
3着に敗れてしまいます。

 

2.阪神大賞典

2つ目はその京都記念の後に
アドマイヤデウスが出走した阪神大賞典です。

阪神芝3000m 阪神大賞典

1人気はシュヴァルグラン、
後のジャパンカップ馬です。

2人気にはトーホウジャッカル、
そして3人気にアドマイヤデウスがつけました。

先頭はカレンミロティックが
果敢に奪って、
アドマイヤデウスは3番手から、
そしてシュヴァルグランは
7番手からレースを進めます。

4角を回ってシュヴァルグランが
大外から先頭を奪います、
そしてそれについていった
タンタアレグリアが2番手、
アドマイヤデウスは内から
突き抜けようとしますが
進路が詰まってしまいます。

進路を見つけて追い出します。
しかしもう前との差はかなりあり、
シュヴァルグランに敗れて3着となります。

3.京都大賞典

最後にアドマイヤデウスが
5歳時に出走した京都大賞典です。

京都芝2400m 京都大賞典

1人気はキタサンブラック、
2人気にはラブリーデイ、
3人気にはサウンズオブアースなどがそろい
強いメンバーでの対決となりました。

その中でアドマイヤデウスは
6人気で期待はされていないほうです。

先頭はヤマカツライデンが奪い
それを見るようにキタサンブラック、
その次にアドマイヤデウスという展開です。

4角を回り、直線に向くと、
キタサンブラックが先頭、
外からラストインパクトも追ってきます、
そのうちから懸命にアドマイヤデウスが
おってきて、最後はキタサンブラックに
首差というところまで迫って
惜しくも負けてしまいます。

 

アドマイヤデウスの血統は?

アドマイヤデウスの父母、
血統を見ていきます。

父:アドマイヤドン

母:ロイヤルカード

 

父のアドマイヤドンは現役時、
芝ダート問わずG1を勝ちました。

種牡馬としては
G1勝ち馬を出すことはありませんでしたが、
アドマイヤデウスやアルバートなど
重賞勝ち馬を出しています。

母のロイヤルカードは
現役時は未勝利でしたが、
繁殖牝馬としてはアドマイヤデウスを
出すなどある程度の活躍馬は出しています。

 

アドマイヤデウスの性格は?

アドマイヤデウスの性格は
どのようなものなのでしょうか。

その気性について
みていきたいと思います。

アドマイヤデウスの気性は
前向きでしたが
荒いというものではありませんでした。

レース中にも鞍上の言うことを聞き、
乗りやすかったと語っています。

さらに直線で詰まるようなことが
あってもそのあと追い込んでくるなど、
前向きで根性もありました。

アドマイヤデウスの脚質は?

アドマイヤデウスの
脚質についてみていきたいと思います。

アドマイヤデウスは
先行から差しまで
幅広いポジションでレースができる馬でした。

それも前向きな気性であり
鞍上に素直なタイプだったからと言えます。

 

アドマイヤデウスの騎乗騎手は誰?

アドマイヤデウスの騎手は
誰なのでしょうか、
その鞍上についてみていきます。

アドマイヤデウスには
合計で3人の騎手が乗っています。

主戦騎手は岩田康誠騎手で、
若葉ステークス以降はすべて
岩田康誠騎手が乗っています。

 

・和田竜二(3戦0勝)

・丸山元気(1戦0勝)

・岩田康誠(21戦5勝)

主な勝ち鞍:日経新春杯、日経賞

 

 

アドマイヤデウスの馬主は?

アドマイヤデウスの
馬主についてみていきたいと思います。

アドマイヤデウスの馬主さんは
近藤利一さんで
「アドマイヤ」の冠名でとても有名です。

 

主な所有馬

・アドマイヤコジーン

朝日杯3歳ステークス、安田記念

・アドマイヤドン

朝日杯フューチュリティステークス、
JBCクラシック、フェブラリーステークスなど

・アドマイヤグルーヴ

エリザベス女王杯

・アドマイヤムーン

ドバイデューティーフリー、
宝塚記念、ジャパンカップ

アドマイヤデウスがオーストラリアで調教?

アドマイヤデウスは
2017年にオーストラリアに移籍して、
大レース、コーフィールドカップに
向けて調整を進めます。

しかしその調整途中に
靭帯を損傷してしまい、
レース出走は実りませんでした。

そのあと11月25日にはなくなってしまいます。

 

アドマイヤデウスの死亡理由は?

アドマイヤデウスが
死亡した理由について
みていきたいと思います。

アドマイヤデウスは調教中に
靭帯を損傷して
重篤な状態となってしまいますが、
そのあと手術は行われて、
無事に成功します。

しかしそのあとも感染症や、蹄葉炎、
インプラント治療の失敗の可能性なども
含めて注意する必要があり、
予断は許しませんでした。

そのあとも複数回手術が実行されて、
懸命に治療が続きましたが、
なくなってしまいました。

 

 

まとめ

今回は日本で重賞2連勝など
活躍してそのあともオーストラリアに移籍して
走ろうとしたアドマイヤデウスについて
みてきました。

しかしその夢もかなわず、
故障発生して亡くなってしまいます。

もし日本であのまま走っていたら
死ぬこともなかったのではないか
とも思ってしまいますが
それも運命だったと思います。

オーストラリアに移籍して
活躍しようとした
その精神は素晴らしいものがあります。

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