ハイセイコーとは?レース動画や血統・産駒を徹底解説!

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ハイセイコーという馬を
知っているでしょうか?

ディープインパクトや
オグリキャップ
オルフェーヴル

といった馬たちは
競馬を少し知っている人なら聞いたことがあり
動画などで見たことがあると思います。

ハイセイコーについては
詳しく知らない人がほとんどだと思います。

しかしこのハイセイコーなしには
今の競馬はありません

競馬人気の礎を気づいてくれた馬なのです!

では詳しく見ていきましょう!

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ハイセイコーの成績/戦績は?

ハイセイコーは地方時代負けなし
という素晴らしい成績で
中央に入ってきました。

正直地方で負けなしという馬は
いくらでもいます。

しかし中央に入ってきてからも
7勝と素晴らしい成績をあげました。

着外が3回というのも大変すごいことです。

時代は違いますが同じく地方から来た
オグリキャップも着外が3回だけです。

オグリキャップ同様地方の星です。

成績

通算成績22戦13勝[13.4.2.3]
地方在籍時[6.0.0.0]
中央在籍時[7.4.2.3]

主な勝ち鞍

皐月賞(1973年) 宝塚記念(1974年)

ハイセイコーの賞金は?

獲得賞金 2億1956万6600円

この獲得賞金は少ないように思えますが、
時代背景というものが異なります。

今の皐月賞は1着賞金が1億円なのに対して
ハイセイコーの時代は2500万でした。

この獲得賞金2億越えというものは
大変すばらしい記録なのです。

ハイセイコー!過去のレース動画

ここからは、ハイセイコーの
過去のレース動画をご紹介します。

1973年菊花賞(京都3000m)

3歳クラシック最後のレースです。
菊花賞は最も強い馬が勝つといわれています。

距離も3000mと長く、タフなレースとなります。
その分馬の本当の力が要求されるのです。

後世にも名勝負とうたわれる
ハイセイコー対生涯のライバル
タケホープとの勝負です

1973年NHK杯(東京1800m)

当時、ダービーのステップレース
として設置されていたNHK杯

距離も現在と異なり1800mと
ステップレースの位置です。

ダービーのステップレースとして使った
NHK杯です。

はじめての東京競馬場で苦戦しましたが
ダービーへ向けて……

1974年有馬記念(中山2500m)

当時1年間の最後のレースといえば
有馬記念

1年間で最も盛り上がり、
そして感動が生まれる
すべてのホースマンが勝つことを望むレース
です。

ハイセイコーの引退レースとなった
有馬記念

結果はタニノチカラに完勝されましたが
実況、観客の声から
ハイセイコーが愛されていた
ということが伝わるレースです。

ハイセイコーの血統は?

ハイセイコーの父はチャイナロック
母はハイユウ 

母父はカリム

父チャイナロックはほかにも
有力馬を輩出しています。

タケシバオーに、メジロタイヨウ、
アカネテンリュウなどです。

1973年にはリーディングサイアー
受賞しています。

ハイセイコーの性格って?

ハイセイコーの性格はよく気性が荒い
といわれていました。

それゆえ負けず嫌いで
競馬にはめっぽう向いていた馬の性格です。

また、警戒心が強く初めて訪れるところでは
神経質になってしまうという面があります。

この面はダービー前に
東京競馬場を経験させるため
NHK杯を走らせたことにもつながるのです。

ハイセイコーの脚質は?

ハイセイコーの脚質は基本的に
先行から差しである程度なら
どこでも競馬をすることができる万能型でした。

気性が悪い割に前でもレースができて、
ペースによっては前でも後でも。

ジェンティルドンナみたいに
どの位置でもレースができます。

ハイセイコーの騎手は誰?

ハイセイコーには4人の騎手が乗りました。

デビュー戦で乗った辻野豊
2戦目から4戦目までの福永二三男
そのあとの二戦の高橋三郎

そして中央競馬に入ってからは
ずっと増沢末夫が鞍を取りました。

ハイセイコーの馬主は誰?

地方時代はハイセイコーの母
ハイユウの馬主であった玉優に所有されました。

1973年にホースマンクラブに
5000万で売却されました。

当時の5000万は現代の2億円くらいの価値です。

地方馬をその値段で買うことは信じられません。
よほど期待していたのでしょう。。

ホースマンクラブは一時期
一口馬主として繁栄しましたが、
今は残念ながらその馬主はいません。

ハイセイコーの産駒は?

ハイセイコーは種牡馬として、
ある程度成功したといえます。

代表産駒として、

・カツラノハイセイコ(ダービー、天春)
・ハクタイセイ(皐月賞)
・サンドピアリス(エリザベス女王杯)

があげられます。

GI馬、特にダービー馬を輩出しているので、
期待ほどではありませんでしたが
十分だと思います。

ただ、その血は今もう淘汰されています

ハイセイコーの銅像はどこにあるの?

ハイセイコーの銅像があります。

それは中山競馬場にあります。
中山競馬場の正門前広場の一角にあります、
そしてそのすぐ裏はパドックになっているので
大変行きやすい場所です。

ハイセイコーとオグリキャップの関係は?

ハイセイコー、そして、オグリキャップ
この馬たちには共通点があります。

それは二頭とも地方から来て
中央の名だたる名馬を倒していったことです。

あのディープインパクトの時よりも
その盛り上がりはすごかったそうです。

今では地方と中央の力の差は
歴然になってしまい、
特に地方の馬が中央で好走することは
ありません。

それゆえ、彼らみたいな馬たちは
今後現れることはないでしょう

見てみたいものですけどね(笑)

まとめ

地方から来て日本競馬のアイドルとして
多大な人気を集めたハイセイコー

その活躍は思ったよりできませんでしたが、
人気はディープインパクトや
オグリキャップ、
キタサンブラックよりも
断然上
でした。

まだ競馬がギャンブルとしての印象が強い
時期でしたが、ハイセイコーの出現で
スポーツとしての価値が高まり、
様々な人が競馬を見てくれる
きっかけになりました。

彼がいるからこそ今の日本競馬はある
といえます。

いつかもう一度あの時のような
盛り上がりを見てみたいものです。

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